プレシーズン
A『おい、お前バスケの事何も知らんくせにいちびっとるらしいのぉ。』
B『何がDENじゃ。山しかないやろ!』
ヒマ『やめてよぉ〜。デンバーは岐阜県の高山市と姉妹都市の提携を結んでんだぞ〜。』
C『うっさいわ!ボケ!』
ヒマ『誰か!助けてーーー!』
?『待てぇー!』
A『何やねん。お前。』
?『えいっ。えいっ。やめたって。』
A『押すな。なにすんねん。』
?『ええから。もうええから。』
ヒマ『ありがとう!おじさん!』
?『ええねん。大丈夫や、仕事やからな。』
ヒマ『おじさんは正義のヒーローなの?』
?『せや。おじさんは正義のヒーロー、ミラクルエースや。本名はMichael Porter Jr.言うんやけどな。』
ヒマ『本名言っちゃっていいの!?』
MPJ『大丈夫や。一応契約書には書かれてないからな。』
ヒマ『へぇ〜、そういうものなのか。』
ヒマ『おじさん、カッコいいベルトしてるね。これで変身できるの?』
MPJ『あぁ、これな。変身ベルトちゃうねん。カード入れになってんねん。ほれ…』
MPJ『これ、おじさんの本当の姿や。カードショップで1パックだけ買ってブチ当ててん。DENのAutoはGary Harris以来だったから結構興奮したなぁ。』
ヒマ『ふ〜ん、そういうものなのかぁ。』
MPJ『おじさん、結構凄いバスケットの選手やねん。今日も試合があって頑張ってん。ドラフトでもトップ5に入る言われてたんやけど、おじさん腰やってもうて14位まで呼ばれへんかったなぁ。ドキドキしたで。夏にも膝やってもうてな、ダメかと思たわ。』
ヒマ『でももう大丈夫なんだよね?』
MPJ『たぶん大丈夫。最近肉食べるようになってん。体も仕上がってきたからな。』
ヒマ『へぇ〜、そうなもんなのかなぁ。僕はまだ子供だからわかんないや。』
MPJ『キミも手元を見ないで左手のドリブルができるようになればわかるよ。練習あるのみだよ。』
ヒマ『じゃあおじさんの活躍は今後も期待していいんだね?僕応援するよ!』
MPJ『……いや、それはちょっとわかんない…。』
MPJ『じゃ、おじさんもう行くわ。フリースローの練習とバイトがあるからな。』
ヒマ『……。』
ヒマ『僕は大活躍を期待して応援するよ!頑張れMPJ🔥怪我だけには気をつけてね❗️』